コラム

3の囀り(さえずり)

トライアングル
三角形を描いてみる。何に見えるだろうか。
三権分立、三審制、法曹三者。わたしたちはこの形が大好き。
でも、ただしく描けているだろうか。

法三章
理性的人格的とは限らない人間。繰り返される事件や紛争。
十戒でもおいつかない。
法律家としてどう向きあうべきか。手段、共感、それとも闘争。

過去・現在・未来
山桜は孫の世代のために植える。トリプレット(三連音符)の日常に流されない営為や時間感覚を大切にしたい。
あなたの時計は、どこでなにを刻んでいますか。

(2013年4月14日)

〈参考文献〉

  • モンテスキュー「法の精神」 野田良之他訳 岩波文庫
  • ミルトン・メイヤロフ「ケアの本質」 田村真・向野宣之訳 ゆみる出版
  • イエーリング「権利のための闘争」 村上淳一訳 岩波文庫
  • 内山節「時間についての十二章」 岩波書店
  • マルティン・ハイデッガー「存在と時間」 細谷貞雄訳 ちくま学芸文庫

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